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当協会は、耕作放棄地や荒廃農地を活用した、新たな農林業を行う団体です。特に、ひまわりの栽培に力を入れています。ひまわりは、その美しい黄色い花で知られる太陽を象徴する植物です。
私たちは、ひまわりを中心とした資源作物の栽培を通じて、日本の農業に新たな可能性を見出すことを目指しています。ひまわりは、食用油の原料としても、バイオ燃料の源としても活用できる多目的な植物です。
また、早生樹の植林にも取り組んでいます。これらの事業を通じて、耕作放棄地や荒廃農地の再生を図り、持続可能な農林業の実現に貢献します。ひまわりの栽培は、土地の有効活用だけでなく、景観の向上にも寄与し、地域の観光資源としても期待されています。
ひまわりの種からは良質な油が取れ、食用だけでなく工業用にも利用可能です。さらに、ひまわりの茎や葉はバイオマス燃料としても活用でき、資源の循環利用を促進します。
私たちは、ひまわりを通じて、農業と環境、そして地域社会の調和のとれた発展を目指しています。ひまわりの持つ無限の可能性を最大限に引き出し、日本の農林業に新たな価値を創造していきます。

耕作放棄地・荒廃農地へ資源作物(食用油、燃料油)の栽培
燃料資源が乏しい国内において、食用油や燃料油に活用できる種を持つひまわりや菜花の栽培を耕作放棄地や荒廃農地で行うことで、石油依存の低下や自給率の上昇を図ることを目的とします。ひまわりは、その美しい黄色い花で知られる太陽を象徴する植物です。ひまわりの種子からは良質な食用油が採れるだけでなく、バイオディーゼル燃料の原料としても注目されています。ひまわり栽培は土壌改良にも効果があり、荒廃した農地を再生させる力を持っています。また、ひまわり畑は観光資源としても人気があり、地域活性化にも貢献します。このように、ひまわりを中心とした資源作物の栽培は、環境保護、エネルギー自給、農地再生、そして地域振興など、多方面にわたる効果が期待できる持続可能な取り組みです。

荒廃農地・耕作放棄地へ早生樹植林
成長が早い早生樹を荒廃農地や耕作放棄地へ植樹し、現在バイオマス発電やボイラー等チップを多量に消費する設備に対し、燃料材として定期的な安定供給を行う事業を目指します。これらの取り組みは、ひまわりの栽培と並行して進めています。ひまわりは短期的な土地利用に適していますが、早生樹は中長期的な土地活用に適しており、両者を組み合わせることで効果的な土地利用が可能となります。ひまわりの栽培期間外には早生樹を植林し、ひまわりの栽培と早生樹の育成を交互に行うことで、年間を通じて土地を有効活用できます。また、ひまわりの残渣と早生樹のチップを混合してバイオマス燃料として利用することで、より効率的なエネルギー生産が可能となります。このように、ひまわりと早生樹を組み合わせた事業展開により、荒廃農地や耕作放棄地の有効活用と持続可能なエネルギー供給の実現を目指しています。

ヒマワリオイルの精製・販売
ヒマワリの種を収穫し、適切な管理の元で乾燥させ搾油を行います。

ヒマワリの茎の活用
咲き終わったヒマワリをそのまま土に鋤き込むのではなく、茎も新たな活用の仕方を研究・開発を行っております。

林業従事者の育成・雇用創出
平地に植林することで重機が扱いやすくなり、高齢や身体的理由で山に入れなくなった作業者や、女性でも作業しやすい環境を構築することで、雇用の維持・創出を目指します。

林業従事者の地域派遣
平地で経験を積んだ人材を、全国で人出不足にある伐採事業者や森林組合等へ派遣することで、業界全体の収益向上を目指します。

ドローン操縦者の育成
苗木等の運搬作業を軽減するためにドローンを操縦して目的地へ飛ばせるよう訓練を行います。

山林内Wi-Fi設置
作業効率化と怪我人の状況を迅速にやり取りできるよう、山林のWi-Fi設置化を目指します。

種苗の国内安定供給化及び戦略的輸出
室内育成型の種苗工場を設立し、多種多様な種苗を育成します。

小型バイオマス発電と苗育成投資
小型バイオマス発電を用い、売電事業もしくは種苗工場へ電力と熱供給を行います。

樹種による動物の棲み分け
山に生息する動物の食物を確保し、生態系の維持を保ちつつ、餌の枯渇による住宅街への侵入を防ぎ、人や農作物への被害を軽減させることを目的とした、谷側の針葉樹をが日が実りやすい広葉樹に植え替えるプロジェクトです。
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/ 最近の主な活動 |
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早生樹選定実証実験 ヒマワリプロジェクト「Flos Solis(フロス・ソリス)」
荒廃農地や耕作放棄地にヒマワリを栽培して、


バイオマス発電向け早生樹育成・出荷実証事業
早生樹や低木を荒廃農地や耕作放棄地へ植樹し、バイオマス発電所やボイラー等チップを多量に消費する設備へ原木及びチップ販売を行います。また、植樹してから伐採するまでのCO2吸収量をクレジットとして排出権取引売買を行います。
早生樹選定実証実験
東北地方で成長が早い早生樹や低木を数種類植えて、同時期間内に最も大きく成長し最も幹が太い木を選定する実証実験を行います。
